安全自動車のより良く組織変革

個の成長と組織の成長を育み、その組織変革の取組みが組織の枠組みを越えていく

大正時代から続き、創業より100年を超える老舗企業の安全自動車。
安定した経営を続ける一方、組織のコミュニケーション面に課題を感じていました。そこで「働きがいのある職場づくり」を目指し、まずは社員の不安や不満をキャッチアップすることに。

そして行ったのが2010年から始まった全社ヒアリング。
その全社ヒアリングにより、2015年から安全自動車の組織変革への取り組みが始まりました。

「背中を見て学べ」という昭和的なコミュニケーションスタイルから、対話ベースのコミュニケーションスタイルへの変遷。
1on1ミーティングを導入し、うまく軌道に乗らず、誰もやらなくなる…といった状態から再構築していくなど、その道のりは順調ではありませんでした。

それでもなお人財開発や組織開発に取り組む理由は何なのか。
10年間のその実践とプロセスをお話しします。
（中谷氏より）

《 アジェンダ 》

・全社員キャリアヒアリングと組織開発のはじまり>
・「個人の成長」と「組織の成長」>
・より良くフォーラム>
・より良く会議>
・1on1ミーティング・再構築プログラム>
・より良くフォーラム Advanceプログラム>
・より良くフォーラム ラーニングジャーニー
・今後の取り組みについて

登壇者プロフィール

安全自動車株式会社

取締役副社長 管理本部長　
中谷 象平（なかや しょうへい）氏

1993年 大学卒業後、安全自動車入社。営業、経理を担当し、1999年 取締役、2001年 管理本部長に就任。
当時社内には無かった採用プロセスを構築。その他、各種研修プログラムの企画運営、人事制度改革を担当。
2年に一度、全国の拠点を巡り全社員へインタビューを行う「キャリアヒアリング」を実施するなど、社員との対話を重視した組織づくりに取り組んでいる。2018年より現職。

企業プロフィール

安全自動車株式会社

■ 設立： 1918年5月3日
■ 事業内容： 自動車用検査機器、整備機器の製造および販売

大正7年創業で2028年に創立110周年を迎える安全自動車。
創業期はダッジを始めとした自動車および同部品の輸入販売を手がけ、多岐に渡る自動車関連事業を展開。
その後、モータリゼーションの発展とともに自動車整備機器の開発、販売を事業の軸に据えました。
現在は完成車メーカーや車検場、ディーラー、整備工場に最新の検査機器、整備機器を製造、販売、据付やメンテナンスサービスまでワンストップで質の高いサービスを提供しています。
https://www.anzen.co.jp/