参加者のご感想
採用の学校の長谷先生は非常に豊富な経験をお持ちで、質問に対して細かく丁寧に具体的に回答をくださいました
2022年9月7日にスタートした、「採用の学校 Recruiting Master Advance(RMA)」、全6回の講座を受講頂きました、株式会社レンタルのニッケン人事部の結人心一様にお話を伺いました。
― 1回3時間×全6回の密度の濃いRMAの受講、お疲れ様でした。
結人様:ありがとうございます。本当に貴重な経験をさせて頂きました。
― 今日はインタビューに入る前に、まず結人さんのお名前について伺いたいと思っていました。結人 心一(ゆうと しんいち)さんというお名前は、御社の社員の方が用いられている「ビジネスネーム」なのですよね?
事務局注) ビジネスネームとは?
レンタルのニッケンが創業20周年を機に導入した制度。公私を分け、プロフェッショナルとして仕事に取り組むための自分への宣誓として、実際に名刺にも印刷され、ビジネスシーンで使われている。
https://www.rental.co.jp/recruit/strength/dictionary.html
結人様:はい、そうです。新卒も中途で入った人も、入社する時に自分の名前を決めるという制度で、弊社の社員のほとんどがビジネスネームを持っています。
― 結人さんはそのお名前に、どのような思いを込められたのでしょうか?
結人様:弊社には中途で人事担当として入社したのですが、「人とレンタルのニッケンという会社」また、「既に在籍している社員と新しく入社した社員」など、人と人を結び付ける役割を担っていきたいと思い、「結人」としました。下の名前の「心一」は、一緒に働く仲間たちと心を1つにして仕事をしていきたいという願いを込めています。
― なるほど、人事というお仕事を念頭に置いた素敵なネーミングだったのですね。そんな結人さんが、中途でレンタルのニッケンさんに入社されたのは、どういった経緯だったのでしょう?
結人様:弊社への入社は2020年の4月1日です。前職は主に土地活用を行う不動産会社で、元々は営業をやっていたのですが、ある時「人事をやらないか」と声をかけて頂いたんです。その時「営業だけでなく幅広い仕事を学び、成長するチャンスだな」と感じ、4年ほど埼玉で採用の責任者を担当し、その後名古屋の本社に移って採用媒体の管理など全社的な採用の業務を担当しました。そうしているうちに、もっと人事部門で成長していきたいという思いが芽生え、転職を決意しました。
― なぜレンタルのニッケンさんだったのですか?
結人様:元々建設業界にいたので、この会社のことは知っていました。三菱商事という大きな親会社がある安心感と、面接をしてくれた担当者の人間的な魅力に惹かれたからです。「この人の下で働きたい」と強く思いました。
― 実際に入社されて、いかがだったでしょうか。
結人様:それまで中途採用の経験しかなかったのですが、こちらに入社して初めて新卒の業務にも携わることになりました。
― 新卒担当ならではの課題はありましたか?
結人様:中途採用は社会人経験のある人たちを相手にする業務ですが、新卒はその経験がほとんどない学生さんが相手です。社会での「仕事」をしたことがない方たちに、どう自社の魅力づけを行っていくか、働くイメージを伝えるということが難しかったです。
― そんな結人さんが、今年の9月から「採用の学校(RMA)」をお申し込み頂きました。きっかけは何だったのですか?
結人様:採用チーム全体では9人のメンバーがいるのですが、上司のチームリーダーがこの講座を勧めてくれたんです。
― 夏頃にチームリーダー様から「採用の学校」のお問い合わせを頂きました。送付した資料などご覧頂いたかと思いますが、いかがだったでしょうか。
結人様:実は、新卒採用のKPIを作っていく中で「自分たちのやっていることは果たして合っているのか」という不安があったということと、今後自社の人材要件を見直す必要を感じており、RMAのカリキュラムを見てぜひ受講してみたいと感じました。
― 9月の開講から約1ヶ月半、全講座を終了されての率直なご感想をお聞かせ下さい。
結人様:まず、講師の長谷先生からは沢山の貴重な助言を頂き、本当に感謝しています。そして、一番良かったのは、他社の採用担当の皆さんと意見交換をしていく中で、他社事例の良い部分と自社の足りない部分を考えることができた点です。
― RMAは、受講生同士のグループディスカッションや質問コーナーの時間が多く取られていましたよね。
結人様:はい。業界が違っても、学生さんへの対応の仕方など、本質的な部分はそう変わらないと感じました。例えば、新卒採用が10人しかない会社と100人採用する会社とでは多少の違いはあるかも知れません。ただ、今の学生さんの志向や考え方を学び、そこにどう訴えかけていくかといった「採用に対する思い」は各社共通していて、RMAでお聞きした他の方の発表は本当に参考になりました。
― 結人さんが、「採用の学校(RMA)」の講義の中で、一番良かったと思われる回はどれでしょう?
結人様:(熟考)…やはり「人材要件」の回でしょうか。第2回「EQ理論で構築する採用基準(人材要件)」で、人材要件の定義を学んだことがすごく勉強になりました。今日もまさに、朝から今までこの人材要件についての社内ミーティングを行っていたところです(笑)。RMAの講義で得たことをまとめて資料を作り、チーム内で共有というのをさっきまでやっていました。
― 早速ありがとうございます!
結人様:やっぱり、人材要件の定義が定まっていないと「どういう人材にどう訴えていくのか」を決めていけないので、そこは早急に取り組んでいきたいところです。
― 結人さんはリアル会場と会社がたまたまお近くで、全回リアル受講頂きました。他のオンライン参加の方とのやり取りなども含め、講座の雰囲気はいかがだったでしょうか。
結人様:リアル参加/オンライン参加問わず、長谷先生から他の受講生への質問の投げ方がスムーズで、自分たちが自然に話しやすい雰囲気を作って下さいました。これから受講される方は、「講座の進行の仕方も勉強できる」という点もプラス材料になるのではないでしょうか。
― 今後「採用の学校」を受講しようと思われている人事担当の皆さんへ、結人さんから他にメッセージがあればお聞かせ下さい。
結人様:講師の長谷先生は採用に関して非常に豊富な経験をお持ちで、どなたの質問に対しても、細かく丁寧に具体的に回答を下さいます。これは本当に良かったですね。単に「講習を受けた」という内容ではなく、そういったアドバイスをお聞きできる時間、他社さんの情報や事例を知ることはすごく参考になります。そこがRMAの一番魅力的なポイントです。採用に関わる人は、みんな受けたほうがいいんじゃないかな(笑)。
― 講師の長谷先生にも、ぜひ一言お願い致します。
結人様:今では考えられないような状況下でのお仕事だったり、長谷先生がお持ちのこれまでの経験をお話し頂き学べたことは大きな財産になりました。講座は終了してしまいましたが、「これもご縁なのでお気軽に連絡下さい」と言って下さいました。本当に、何かあったら連絡しようと思っていますので(笑)今後もよろしくお願いします。ありがとうございました!
― 最後に、結人さんの採用に対する思いをお聞かせ下さい。
結人様:採用って実は会社の顔だと思ってます。なので自分自身がレンタルのニッケンという会社をもっともっと理解して、会社がどんな人材を採用したいのかを知った上で、採用活動を行いたいです。そして、より多くの人にレンタルのニッケンの魅力を伝えていきつつも、「こういう人が欲しい!」という人材要件にはしっかりこだわって、採用の仕事を全うしていきたいと思っています。
― 今後の結人さんのご活躍を楽しみに致しております。本日はありがとうございました。
取材日:2022年10月
■ 結人 心一(ゆうと しんいち)さん プロフィール
埼玉県深谷市出身。前職にて不動産会社へ営業職として入社後、営業職、エリア採用担当責任者、本社人事部門を経験(主に経験者採用を担当)。2020年4月に株式会社レンタルのニッケンへ転職。人事部採用チームにて新卒採用、通年採用業務を担当。趣味は旅行、綺麗な景色に癒されリフレッシュする事が休日の過ごし方。
■ 株式会社レンタルのニッケン(三菱商事株式会社100%出資)
本社:東京都千代田区永田町
設立:1967年7月
資本金:1,225百万円
営業拠点:本社、4支社、18支店、254拠点 従業員:3,118名(2022年3月末日現在)
https://www.rental.co.jp/
<事業概要>
土木・建築・産業関連機械を中心とした約4,600種類約110万点の商品をレンタル、この他、自社商品の開発・製造・販売も行っています。