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  • プロデューサー講座

  • 「戦略人事」を考える ~ 人事部門は生き残れるか

VUCA時代を生き抜く「戦略人事」とは。理想論ではない「戦略人事のリアル」をお話しします

不確実性の高い「VUCA」の時代、グローバルを股にかけた企業の熾烈な戦いでは「戦略人事」の実現が生き残りのカギを握るとされています。
しかし、この「戦略人事」の実像は意外に理解されにくく、最前線で戦っている人事担当者にとっても、今後の「あるべき姿」のデザインが大きな課題とされることも多いと思います。

過去、日本の急成長を支えた製造業や、時代の変化を敏感に反映する広告業の前線で人事マンとして奮闘してきた自身にとっても、この時代のうねりの中で、「戦略人事」の必要性と難しさを痛感する日々が続いてきました。

今回は、そんな実務の最前線の体験を踏まえ、これからも組織を支え続け、発展に寄与できる人事担当者のあり方について、「戦略人事」の切り口も踏まえお伝えします。

【 アジェンダ 】

● 現代日本の環境認識
・凋落する日本企業
・人口動態から見た日本
・自分の会社への信頼が低い日本
・変化した経営課題と市場環境
・日本の市場環境に起きている変化
・労働市場の劇的変化
・時代の要請「人的資本経営」
・「人的資本経営」のフレーム
・「人的資本経営」の基礎理解
・「人的資本経営」とパーパス

● 人事部門の現在認識
・人事「受難」の時代
・一般的な人事業務構造
・人事分野に求められる業務
・重要度を増す「戦略人事」

● 今、なぜ「戦略人事」なのか
・戦略人事(Strategic Human Resource Management)とは
・戦略人事の具体役割

●「戦略人事」はやっぱり難しい ~ 各種調査から浮かぶ現状
・人事部門のスキル不足
・経営層との連携不足
・組織風土との軋轢

●「戦略人事」実現のためのキーポイント
・戦略人事実施上のポイント
・「人事部門のスキル不足」対策
・「経営層との連携不足」対策
・「組織風土との軋轢」対策

● これからの社会、組織、雇用、そして「人事」

■講師

株式会社 博展
元人事本部長
黒澤 克彦 氏

大学卒業後、素材メーカーの日東紡績株式会社に勤務、人事業務を幅広く経験。
液晶メーカー、株式会社ジャパンディスプレイでは海外拠点管理ゼネラルマネージャー、人事ビジネスパートナーを務め、その後、自動車部品メーカーの株式会社ユーシンで人事部長、産業用設備メーカー、小田原エンジニアリングの管理部長、その他、産業機器メーカー、ローヤル電機株式会社の取締役などを務める。
現職の株式会社博展では人事本部長を経て、現在は社内業務プロセス改革の特命担当の任にあたっている。
キャリアにおける職務や勤務地の異動は20回を超え、海外経験や病院経営なども含めた多様な経験を積みながら、人事管理、組織管理、ガバナンス管理等をライフワークに取り組む。
著書:「激変時代リーダーのヒューマン・マネジメント」(富士社会教育センター)

◆株式会社 博展

■ 設立   : 1973年4月
■ 本社所在地: 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
■ 創業   : 1967年(設立:1970年)
■ 資本金  : 2億3,970万円(2024年12月末)
■ 従業員数 : 単体:473名 連結:545名(2024年12月末)
■ 連結売上高: 188億4,543万円(2024年12月末)
株式会社 博展は、「体験価値の創造~Experience Marketing」を掲げ、展示会、ディスプレイ、イベント及び映像、グラフィックデザインの企画制作・施工・運営など、クライアントの様々な広告活動やセールスプロモーション、ブランディング活動において、それぞれのケースや活動状況に合わせた、より効果的かつ、最適なプランを企画・提案しています。自社内に制作部門拠点や、各種クリエイターを擁する豊富なクリエィティブ機能を持ち、クライアントのニーズにワンストップで応えるビジネスモデルは業界でも際立つ存在となっています。

◆株式会社 博展 WebSite
https://www.hakuten.co.jp/

※ 本コンテンツは、2025年10月16日に開催されたプロデューサー講座を基に制作しています。