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参加者のご感想

株式会社ダイセキ 人事部人事企画課 主任 秦 菜摘 様
株式会社ダイセキ    
人事部人事企画課 主任    
秦 菜摘

「採用の学校(RMB)」で採用業務の全体を学び、自社が求める人物像のヒントをいただきました

本年7月開講の「採用の学校 Recruiting Master Basic(RMB)」の第2期をご受講いただきました、株式会社ダイセキの秦 菜摘(はた なつみ)様にお話を伺いました。

― 秦さんは、ダイセキさんに入社されて何年目ですか?

秦様:2020年に新卒で入社し、今4年目になります。

― 大学の頃から人事のお仕事に興味があったのですか?

秦様:いえ、全然そんなことはなくて、弊社は技術職と営業職の二種で募集があったんですが、大学も文系でしたし、私は営業職で応募したんです。

― 就職活動の時、ダイセキさんを受けてみようと思ったきっかけは?

秦様:就活では「環境」というのを1つのキーワードにしていまして、ダイセキ以外にも環境ビジネスをやっている会社をいくつか見てきました。その中で一番社会への貢献度も高く、自分のやりたいことができるんじゃないかと思い、ダイセキに決めました。

― 文系の学生さんとしては、珍しいですね。ゼミなどで環境問題に関わっていたんですか?

秦様:いえ、大学は外国語学部でロシア研究のゼミでした(笑)。小学校の社会科見学でリサイクルセンターに行った頃からでしょうか、ずっとゴミ問題など環境ビジネスに興味があったんです。

― なるほど。そしてダイセキさんに入社されて、最初は営業からのスタートだったのですか?

秦様:いえ、最初から人事で入社しました。

― それは、ご本人の希望で?

秦様:今思うと、面接の時から少しずつ「君、人事をやらない?」みたいな雰囲気が醸し出されてきていたような気がします。個人面接になったぐらいの段階で「…人事って仕事もあるんだけど、どう?興味ある?」って。就活生としては、「それはもう、あります!がんばります!」みたいに言っちゃいますよね?(笑)

― そうですね(笑)。もう就活の時点で人事配属が決まっていたんですね。それから入社してすぐに採用を担当されたんですか?

秦様:はい、ずっと採用を担当しています。

― 現在、ダイセキさんの人事部は何名ぐらいの体制ですか?

秦様:全員で8人ですね。そのうち3名が採用担当です。

― 採用4年目の秦さんが、今回「採用の学校(RMB)」をご受講されるきっかけについてお教えください。

秦様:上司から「こういうのあるんだけど、どう?」って、勧められたのがきっかけです。

― ダイセキ様は、今年の6月から人事プロデューサークラブにご入会いただき、ちょうどその翌月から「採用の学校(RMB)」の第二期が開講致しました。とてもいいタイミングでスタートいただけたと思います。

秦様:確かに、そうですね。私は最初から人事に配属され、人事以外の仕事をやったことがないので、採用業務の全体像が見えないなと感じていた頃でした。上司から「これをやって」「次はこれをやって」と言われたことを、OJTの中でどんどんこなしていくのが精いっぱいで…。

― ご受講前に、秦さんがお持ちになっていた課題感がそういった部分だったのですね。

秦様:はい、1つ1つの仕事が断片的だなと感じていた中だったので、今回「採用の学校(RMB)」で、採用業務の全体が学べるということに、とても興味を持ちました。

― ありがとうございます。では、実際に全8回受講されていかがだったでしょうか?

秦様:全体を通して、本当に学びが多かったなと感じています。参加する前は、自社のことしか知らない自分だったのですが、今回、他社さんの事例に豊富に触れることができたのがすごく良かったです。他の受講者の皆さんと意見交換・情報交換をする中で、「なるほど、こういうやり方もあるんだ」など、たくさんの気付きがありました。また、新卒採用というテーマを中心に扱っていただいたので、すぐに業務に活かせることができました。

― それは良かったです!秦さんが、「採用の学校(RMB)」全体を通して、一番心に残ったことについてお聞かせください。

秦様:そうですね…。やっぱり、まさに今の弊社の課題に沿っている「人材要件」についてでしょうか。

― 過去2回実施した「採用の学校」の受講者インタビューでも、皆さん「人材要件」について、すごく考えさせられたとおっしゃっていました。

秦様:今、講座の時頂いた資料が手元にあるんですが(教材をめくる)、「自社が求める人物像」を考えるきっかけを頂いた気がします。実際に今求めている人物像というのが、果たして合っているのかということも見直さなきゃいけないなと。その「人材要件」を基準に、全てが決まっていくんですよね。そういったところを、じっくり考えるいい機会になりました。

― この全8回の講座を修了して、秦さんの中で、何か変わったなと思うことはありますか?

秦様:「今自分が取り組んでいる仕事は、どういう目的でやっているのか」を、常に意識するようになったことでしょうか。これまでは、上司に言われたことを「まぁ、そういうものなのかな」と、あまり考えずにそのまま受けてきていました。私はまだ知識も少ないですし、周囲や上司に言われたことを、深く考えずそのままこなしてきたと言いますか…。でも、「採用の学校」で学んでいるうちに、「この業務は今目指していることに沿ったものなのか」など、「自分でも考えてみる」という習慣が身に付きました。今回の受講で多少なりとも知識を得られた結果、そんな自分に変化できたのは、非常に良かったなと感じています。

― 秦さんは、全回オンライン参加、最終回のみ現地受講でいらっしゃいましたよね。講座全体の雰囲気は、いかがでしたか?

秦様:皆さん人事をやっていらっしゃるだけあって、人前で話すのに慣れておられて、すごくいい雰囲気でした。先生への質問も積極的にされていて、暖かく、家族的な雰囲気で参加することができました。

― 最終回は東京(麹町)の会場にお越しいただいて、講座終了後は他の受講生の皆さんや長谷先生との懇親会にもご参加いただきましたね。懇親会の後、名古屋まで日帰りでお帰りになったと伺いました。

秦様:はい、何とか帰れました(笑)。講座の雰囲気とはまたちょっと違った感じで、参加者の方とプライベートの趣味の話なんかでも盛り上がりました。私は音楽をやっているんですが、同じ趣味の方がちらほらいらしたり。そうやって、皆さんのパーソナリティの部分にも触れることができて本当に楽しかったです。講座の時は、ただただ「皆さんすごいなー」などと拝見していたんですが、リアルでお目にかかってお話しすると、長谷先生も含め皆さんのことがより親近感が湧いてきて、「ああ、同じ人事仲間なんだ」って感じることができました。

― いつか、「採用の学校」の卒業生の集いなどを企画した時は、ぜひゆっくり泊りでいらっしゃってください(笑)。

秦様:いいですね、必ず参加したいと思います!

― では、ここで「こんな人に来てもらいたい」の質問を2つさせてください。1つは「こんな人に採用の学校に来てもらいたい」ですが、いかがでしょう?

秦様:今何かの課題があって、それを改善したい人ですね。採用担当として現状をしっかり把握していて、課題を解決したいという向上心を持つ人には、ぜひ来ていただきたいですね。

― ありがとうございます!では次に、「こんな人にダイセキに来てもらいたい」をお聞かせください。

秦様:弊社の提供する環境ビジネスは、これまでの「守り」から、「攻め」に転じていく時代に入っています。なので、「何か新しいことに挑戦していきたい」という、チャレンジ精神を持った人にたくさん会っていきたいなと思っています。

― 最後に、秦さんの採用担当としてのこれからの目標をお聞かせください。

秦様:「その人の特徴を把握し」「その人の心をつかんで」「自社の魅力を発信していく」、そんな採用担当を目指していきたいと思っています。

― 今日は私も秦さんのパーソナリティに触れ、とても親近感を感じることができました。どうもありがとうございました。

(インタビュー: 2023年9月)

■ 秦 菜摘(はた なつみ)さん プロフィール
愛知県北名古屋市出身。愛知県立大学外国語学部卒業後、2020年4月に株式会社ダイセキに入社。人事部に配属され新卒採用を担当。 趣味は吹奏楽で、市民楽団でバスクラリネットを担当し、定期演奏会や地域イベント等で演奏。

■ 株式会社ダイセキ Daiseki Co., Ltd.
創業年月日:1945年11月1日  設立年月日:1958年10月1日
資本金:6,382百万円(2023年2月末日現在)
従業員:連結1,114名 単体736名(2023年2月末日現在)
上場市場:東証プライム市場、名証プレミア市場
本社:愛知県名古屋市港区
企業URL:https://www.daiseki.co.jp/
<主な事業内容>
ダイセキグループは、まだ「リサイクル」という言葉が一般化していなかった1958年に設立し、環境創造企業として、産業廃棄物処理と資源リサイクルに関する総合的なサービスを提供しています。産業廃棄物処理業専業では初めての上場企業となり、1999年の上場から20年以上、業績は伸び続けています。全国6カ所の事業所と8関連会社のネットワークで、お客様のニーズに幅広く、迅速にお応えします。